PHOTOGRAPHER
昨日、午後2時。勢いに任せてレンタカーを借りる。
そのまま山梨へ。向かうは富士ガリバー王国。
タイムリミットは6時間。夜8時までの返却だ。
中央道にのると、渋滞こそしていないが、混んでいて、
無事時間内に戻って来れるのか不安になったが
車にのって、音楽がんがん聞ければそれでいいと思った。
富士ガリバー王国。既に閉鎖しているのは知っていたけど
鈴木心さんの写真を見て、どうしても1度実物を見たかった。
山梨に近付くにつれ雲行きは怪しくなり、しまいには雨になった。
目的地付近の河口湖では、とうとうミゾレまじりの雪に変わって、
富士山の顔はちらりとも拝めなかった。
昨日まで春だったというのに、また一瞬にして真冬の寒さに逆戻り、
大袈裟じゃなく、私たちはどこへ向かっているんだろうって。
トワイライトゾーンや、アウターリミッツのような、
ここが本当にあの富士山で有名な山梨なのか、どこなのか、
別次元に紛れ込んでしまったみたいだ。
狐につままれたような感じ。
富士山のふもとを少しのぼっているだろう所では、
見上げれば巨大な富士山に圧倒されるところだが、
もの凄い濃霧に見舞われて、とうとう午後4時にもかかわらず
ヘッドライトはハイビームをつける始末。
たどり着いた目的地は、隣りにゴルフ場。
あまりにも何も見えないので、ゴルフ場の受付の人にガリバー王国について訪ねるも、
つい最近解体が始まりましたとのお答え。
多分、あの濃霧の先にあったであろう巨大なガリバーを
結局その断片すらを見る事も無くそのまま帰路につく。5時。
ガリバー王国を起点にそのままきた道を戻る。
本当にただ単にドライブ。
でも音楽があるからとても豊かな気持ち。
帰りの中央道で渋滞に巻き込まれ、益々8時までの返却に間に合わない不安を感じたが
ここまできたら楽しむのみ。
運転を交替しての家路まで、
雨に染まるフロントガラスの写真を撮った。
雨に濡れる車はとてもセクシーだ。雨のハイウェイも好きだ。
隣りに並んでいた赤の車がまたなんともセクシーで、
私はつくづく車が好きだと思った。
そういえば、この間の塩竈フォトフェスでも、
「車好きなんだね」って言われてたのを思い出した。
気が付けば車の写真や、車からの写真を撮っている。
エグルストンの写真のような、アメリカンな車が大好きだけど、
実はHONDAも好きだ。。。
そしてなんとか、8時、、、8分。8分オーバーで車を返却。
駅前のビデオ屋で「バーバー」を借りて見た。
コーエン兄弟の映画は、実はちゃんと見た事が無い。
あまりにも勧められたので、借りた。
久々に面白い映画を見た。
この映画はモノクロだけど、カラー版もあるらしく、見たくなった。
主人公がタバコを始終吸っているので、
タバコを吸いながら映画の意味をあれこれ考えては
それについてちょっと会話をして寝た。
とてもいい一日だった。